頭部CTを学ぶのにオススメ3冊

頭部CT画像に特化した本は実は少なく、この3冊は非常にオススメです。

画像所見から絞り込む! 頭部画像診断やさしくスッキリ教えます

読みやすく書かれており、初学者から放射線科専門医まで役に立ちます。

よくわかる脳MRI 第3版も良い本ですが、かなりマニアックな疾患まで掲載されているので1から読んでいくというよりは、辞書的に使っていく感じがよいのに対して、こちらの書籍は1から読んでいっても入ってくる感じです。

移動の新幹線で読んでたところかなりわかりやすかったのでツイートしてしまったほどです。

よくわかる脳MRI 第4版

★★★★★

研修医から放射線科専門医まで幅広く使える本。

定番中の定番です。基礎から珍しい疾患まで系統立てて理解できる。第3版から大幅に改訂されている。
2020年ついに第4版が発売されました。
是非手元に置いておきたい1冊。

調べたら結局この本に載ってるやん!この本やばい!と思うことが多くあります。

しかし、版を重ねるごとに分厚くなっていっております・・・。

脳MRI 1.正常解剖

★★★★★
脳のMRIアトラスと神経解剖が詳しく書かれている。

マニアックですが、よくわかる脳MRIには記載のない正常解剖について細かく記載されています。

所見からせまる脳MRI

★★★★★
放射線科医でなくても、絵合わせで鑑別診断が出来る画期的な教科書。これほどまでに貴重な症例画像の豊富な本はない。

CT/MRI画像解剖ポケットアトラス 第4版 第1巻 頭部・頸部

★★★★☆
解剖を中心に動脈支配領域など断面ごとに横断像だけではなく冠状断像や矢状断像でも掲載されている。

脳のMRIの解剖はこちらも参考にしてください。→脳MRI画像診断ツール

病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経

★★★★★
コメディカルから、医学生、研修医、専門医まで。

とにかくシェーマが豊富で分かりやすいです。

画像以外の症状や、治療などもわかりやすく記載があるのが嬉しいですね。

このボリュームでこの値段はありえない。